ボックス

ボックスとは、複数の馬を選んで全ての組み合わせを購入する買い方です。
例えば、馬連で馬番1・2・3・4の4頭を選択した場合の全ての組み合わせは以下のようになります。

組み合わせ

1-2　1-3　1-4　2-3　2-4　3-4

組み合わせは全部で6通りとなります。馬連では着順は関係ありませんので6通りとなります。馬単では着順も関係するので、4頭で馬単をボックスで購入した場合は、

1-2　2-1　1-3　3-1　1-4　4-1

2-3　3-2　2-4　4-2　3-4　4-3

計12通りとなります。

このように、ボックスは選んだ馬の全ての組み合わせの馬券を購入することが出来ます。

フォーメーション

フォーメーションとは、１着馬、２着馬、３着馬（連複の場合は１頭（枠）目、２頭（枠）目、３頭目）を、それぞれ１頭（枠）以上選択して、購入可能な組合せのすべてを購入する投票方法です。

上記のボックスではマークした馬全ての組み合わせを購入するのに対し、フォーメーションでは組み合わせを絞って購入することが出来ます。

三連単を例にすると、レースに勝ちそうな馬4頭を選んだとし、それぞれの馬番が1・2・3・4だとします。ここで、馬番1は1着か2着になると予想。　馬番2は1着か2着になると予想。　馬番3は2着か3着になると予想　馬番4は3着になると予想したとします。それらの組み合わせで３連単の馬券をフォーメーションで購入すると以下のような組み合わせになります。

組み合わせ

1-2-3　1-2-4　1-3-4

2-1-3　2-1-4　2-3-4

組み合わせは全部で6通りとなります。

1-1-3のように同じ馬の1着、2着という組み合わせはありませんので、そのようなものは組み合わせには入りません。

このように、フォーメーションでは1着になりそうな馬、2着になりそうな馬、3着になりそうな馬をそれぞれマークすると、全ての組み合わせの馬券を購入することが出来ます。

軸固定流し

軸固定流しとは、軸となる馬（枠）を決めてその軸の馬（枠）から他の何頭かの馬（枠）との組み合わせを購入する方法です。馬単など2頭を選ぶ馬券では軸となる馬を1着か2着で指定します。三連単・三連複では軸を1頭にする場合と2頭にする場合を選んで購入出来ます。

3連単で1着の馬1を軸馬として、2着に馬番2・3を3着に馬番2・3・4を選択した場合

組み合わせ

1-2-3　1-2-4　1-3-2　1-3-4

組み合わせは全部で4通りとなります。

左記のような軸馬の馬1を1着ではなく、軸馬を2着や3着にしても購入が可能です。馬1の軸馬を2着にした場合は　2-1-3　2-1-4　3-1-2　3-1-4というように馬1を2着の軸にした組み合わせになります。

3連単で1着の馬1と2着の馬2を軸馬として3着に3・4・5を選択した場合

組み合わせ

1-2-3　1-2-4　1-2-5

組み合わせは全部で3通りとなります。

1着・2着予想の軸馬は他の着順で軸に固定しても構いません。2着の軸馬2を3着に、馬3・4・5を2着にすると、1-3-2　1-4-2　1-5-2という3通りの組み合わせになります。

マルチとは？

連単ながしのマークカードには「マルチ」というものにマークする箇所があります。この予想での購入点数は3点でしたがこのマルチにマークすると、1着・2着・3着に予想した馬が他の着順になった場合の組み合わせも購入することになります。この予想でマルチにマークをした場合の組み合わせは以下のようになります。

1-2-3　1-2-4　1-2-5　1-3-2　1-4-2　1-5-2　2-1-3　2-1-4　2-1-5

3-1-2　4-1-2　5-1-2　2-3-1　2-4-1　2-5-1　3-2-1　4-2-1　5-2-1

組み合わせは全部で18通りとなります。イメージとしては、流し予想をした1着・2着・3着のグループでボックスの組み合わせを買うイメージです。