競馬用語辞典
た
- 代替競馬
- 天災地変等の影響により、全てのレースを取り止めた場合には、開催日を変更して「代替競馬」を行う。この場合、『前日発売』など前売り分の勝馬投票券は全て返還(買戻し)となり、出馬投票をやり直して「代替競馬」を行う。
- タテ目
- 連勝複式の勝馬投票券で1―2、1―3と買ったが、結果は、1が消えて2―3となったような場合の2―3がタテ目で、よく「タテ目をくった」などという。
- 叩く
- レース中気合を入れるために馬にムチを入れること。もうひとつは休み明けにレースを使うときに使うが、この場合、仕上がり途上のときに用いることが多い。
- 単枠指定
- 9頭立て以上のレースで、1頭あるいは数頭に、特に人気が集中しそうな時、その馬を単枠(1枠1頭)に指定する制度。
- 種付
- 繁殖のために血統や成績のよい牡馬を種牡馬として繁殖牝馬に交配させること。
- 着差
- 先に入線した馬の鼻先(鼻端)と次に入線した馬の鼻先(鼻端)の間隔。ハナ、アタマ、クビ、それ以上は馬身を単位に表示するが、10馬身を超える場合は「大差」と表示する。
- 月毛
- 馬の毛色の種類で国内では北海道和種によく見られる。被毛はクリーム色から淡い黄白色のものまであり、長毛は被毛と同色から白色に近いものまである。米国から乗馬として輸入されているパロミノもこの毛色に属する。
- 強目
- 実戦同様に仕掛け気味に調教する状態。
- 手がわり
- レースで、それまで騎乗していた騎手から他の騎手に乗り替わること。
- 出ムチ
- 「出ムチをくれる」といい、最初のダッシュがにぶい馬に対して、あるいはどうしても先行したいときに、スタート直後からムチを使って気合いをつけること。
- 特別競走
- 一般競走と違って、特別登録を必要とする競走。特別競走には、現在の中央競馬ではすべてレース名がつけられている。また重賞競走も特別競走のなかに含まれる。
- 特払い
- 式別毎に勝馬投票の的中者がいない場合には、競馬法第8条の規定により、その式別に投票した購入者全員に対して、特払いとして100円につき70円の払い戻しを行うことをいう。