競馬用語辞典
か
- 勝ち馬
- 基本的には1着馬のこと。ただし勝馬投票券からの勝ち馬とは複勝式を含めてその対象となるすべての馬のことも指す。
- 格上げ
- 中央競馬は未勝利級からオープン級までいくつかのクラスに分かれていて、獲得した本賞金の額により上のクラスへと昇級していく。ある馬がレースに出走して勝ち、上のクラスへ昇級した場合、これを格上げという。
- 確定
- 着順(勝馬)が決定されること。着順掲示板の到達順位が点滅から点灯にかわり、赤背景白抜き文字で「確定」と表示される。
- 斤量
- 負担重量のこと。現在はキロ制が採用されているが、初期の競馬は80斤、90斤といった斤(0.6キロ)が単位だったので、これが現在でも負担重量の言葉として残っている。
- 脚質
- 各馬の決め手につながる得意な戦法(走り方)を脚質という。通常は逃げ、先行、差し、追い込みの4つに分けられているが、ペースによって先行策もとれるし、抑えて行って追い込むこともできる馬を自在型と言っている。
- 口取り
- 馬の口をとって発馬機内に誘導したり、暴れそうな馬を抑さえていること。
- 栗毛
- 被毛は黄褐色で、長毛は被毛より濃いものから淡く白色に近いものまである。
- クラシックレース
- 明け3歳馬によって争われる五大レースのことで、桜花賞、皐月賞、オークス(優駿牝馬)、ダービー(東京優駿)、菊花賞を指す。この五大レースはいずれも英国の1000ギニー、2000ギニー、オークス、ダービー、セントレジャーの五つの大レースにならって創設されたレースである。
- 毛色
- サラブレッドの毛色は、8種(栗毛、栃栗毛、鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、芦毛、白毛)と決められている。白毛は非常に珍しく、日本には数頭しかいない。
- 控除率
- 勝馬投票券は、その売上額のうち約25%を引いた残り75%が払戻金として的中した人に配分される。この差し引かれる約25%を控除率という。控除率は、的中率が高ければ低くなり、的中率が低ければ高くなるため、「約25%の控除率」というのはこれらを平均したものとなる。
- ゴール板
- 決勝線延長線上の内柵側に立てられた板状の鏡のこと。 馬が重なり合って入線した場合、内側の馬の鼻端が判定写真に写らずに判定が困難になる場合があるので、ゴール板として鏡を設置しておくことにより内側から見た像が鏡に写しこむことができ、判定が容易になっている。