小倉競馬場
モノレールの駅と直結し、非常に交通の便にすぐれている小倉競馬場。九州産馬限定レースなど独特のレースも行われている。2009年5月には、釜山慶南競馬公園(釜山競馬場・韓国馬事会)と、姉妹競馬場としての提携を結んでいる。
- 住所
- 〒802-0841
福岡県北九州市小倉南区北方4-5-1 - TEL
- 093-962-3236
小倉競馬場 コース紹介
小倉競馬場は「平坦、小回り」を地でいく、すなわちいかにもローカル場らしい競馬場といえる。 そんな小倉競馬場には2つの特徴を指摘できる。ひとつは2コーナーに小高い丘が設けられていること。先に「平坦」と書いたが、それはあくまでもゴール前の直線に限った話で、芝コースの高低差は3mに及ぶ。 詳細に見ていくと、ゴールラインから2コーナーにかけて上り勾配が設けられており、ここで上ったぶんを2コーナーから向正面にかけて、さらに3コーナーから4コーナーにかけて下るというレイアウト。ちなみに高低差2.9mのダートコース(1周距離は1445.4m、直線は291.3m)も、ほぼ同じような起伏構成になっている。
1999年に竣工したコース改造工事により、スピードを落とさずに回れるスパイラルカーブが導入されている。 「小倉の短距離戦はスピード優先」といわれるのも頷けるレイアウトで、実際、1999年にアグネスワールドが小倉で記録した芝1200mのJRAレコード(1分06秒5)は、いまだに破られていない。
小倉競馬場のもうひとつの特徴はコースの幅がゆったりしていることだ。30mという芝コースの幅員は、ローカル6場の中で中京と並びもっとも広い。この広い幅員を利用して、A、B、Cと3つのコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散が図られている。
小倉競馬場 出走可能頭数
出走可能頭数 平地競走 芝コース
発走線 | 1,000m | 1,200m | 1,700m | 1,800m | 2,000m | 2,600m |
---|---|---|---|---|---|---|
Aコース | 16頭 | 18頭 | 14頭 | 16頭 | 18頭 | 16頭 |
Bコース | 14頭 | 18頭 | 12頭 | 16頭 | 18頭 | 16頭 |
Cコース | 14頭 | 16頭 | - | 16頭 | 16頭 | 16頭 |
出走可能頭数 平地競走 ダートコース
発走線 | 1,000m | 1,700m | 2,400m |
---|---|---|---|
頭数 | 14頭 | 16頭 | 16頭 |
出走可能頭数 障害競走 芝コース
発走線 | 2,900m | 3,390m |
---|---|---|
頭数 | 12頭 | 14頭 |
小倉競馬場 コースデータ
芝コース
コース | 一周距離 | 幅員 | 直線距離 | 高低差 | 発走距離 |
---|---|---|---|---|---|
A | 1,615m | 30m | 293m | +2.96m | 1,000m、1,200m(A・B) 1,700m、1,800m、 2,000m 2,600m |
B | 1,633m | 27m | |||
C | 1,652m | 24m |
ダートコース
一周距離 | 幅員 | 直線距離 | 高低差 | 発走距離 |
---|---|---|---|---|
1,445m | 24m | 291m | +2.9m | 1,000m、1,700m、2,400m |
障害コース
一周距離 | 1,309m |
---|---|
襷距離 | 415.7m |
幅員 | 16~20m |
高低差 | +3.8m |
発走距離 | 2,900m、 3,390m |
1、2、5号 障害 | いけ垣 両面飛越 | 高さ 1.4m 幅 2.2m (いけ垣1.2m) |
---|---|---|
3号障害 | いけ垣 片面飛越 | 高さ 1.4m 幅 1.85m (いけ垣1.35m) |
4号障害 | バンケット | 高低差 2.76m 長さ 81.2m |
6号障害 (上下動式) | 竹柵 片面飛越 | 高さ 1.2~1.4m 幅 1.85m(竹柵1.2m) |
7号障害 | 水ごう | 高さ 1.2m 幅 4.0m (いけ垣1.0m 水ごう2.7m) |
8号障害 | ハードル (可動式障害) | 高さ 1.2m 幅 1.15m (竹柵0.5m) |