競馬用語辞典
や
- 焼く
- 焼烙(しょうらく)療法といわれる馬の治療法のことで、特に筋肉、骨膜、関節などの炎症で薬物療法などで治らない慢性的なものに効果がある。以前は鉄や銅でできた器具を灼熱して使用していたが、現在は電気式の器具が使われている。
- 安目(やすめ)を売る
- 発馬で出遅れること。ハッキリした出遅れでなくてもアオッたり、他馬に寄られたりして、スムーズにスタートが切れなかったときに使われる。
- ヤネ
- 騎手のこと。乗り役、鞍上とも呼ばれる。
- ヤマキズ
- 馬が育成時に牧場で負った傷のこと。競走馬となってからもその傷痕が残っている場合に“ヤマキズ”と呼んでいる。
- 稍重(ややおも)
- 馬場状態を表す言葉のひとつで、『良』と『重』との中間の状態を指す。
- 誘導馬
- パドックから本馬場のゴール板まで競走馬の先頭及び最後尾から各馬を誘導する馬のこと。誘導馬は競走から引退した外見の美しい馬(芦毛か栗毛が多い)が乗馬の調教を受け、務めていることが多い。
- ゆるむ
- 病気などで調教を休み、馬体の調子が下がっていること。馬が不調におちいったときなど、調教を休み、休養をあたえることを「ゆるめる」という。
- 予後不良
- 救命不能と診断され、安楽死処置となること。レース中・調教中などに馬体に故障を発生し、その回復が極めて困難と診断された場合、安楽死処置が取られる。
- よれる
- 直線で急激に内または外に斜行すること。